鉄道むすめDSのために買ったDSLiteですが、そのまま他に活用しないのは勿体ないので、以前から気になっていた「
狼と香辛料 ボクとホロの一年」を先日購入しました。最近アニメ化されたこともあり、有名になった感のある「
狼と香辛料」の初ゲーム化、ということで全く期待せずに買ってみました。キャラゲーに期待なんてありえないだろ、常識的に考えて。クソゲーと思って買えば後悔しない!これは俺専用の「わっちわっち」音声再生機なんだよォ!という勢いで買ったと判断していただいてかまいません。
で、実際のとこどうだったのかというと、「
何この良ゲー…」
内容としては、原作版の主人公である行商人ロレンスがいない世界で、「ボク」がひょんなことから連れ合いとなった賢狼ホロの故郷を探すため、商売をしながら頑張る、というものです。荷馬車で街を移動しながら、それぞれの市場で買ったものを売買、銀貨をためながら情報を集めていきます。難易度的は相当ぬるく、攻略を一切見ないでも、ちょっとがんばれば2周目にはベストエンディングにたどり着けるほど。商売も基本的に損をしないようなバランスです。
ただ、この損をしないバランスの取り方がうまく、ちんたらやっていると間に合わないように調整されています。ぬるいながらもベストな行商ルートを見つけられないと、最後の最後で銀貨がちょっと足りねぇ!となることも。街と街の間を移動する日数も絶妙だし、商売のうわさのバリエーションや投機するときのちょっとした緊張など、最後までダレることなく遊べてしまいます。そして、原作をお読みの方はご存知かもしれませんが、ホロの可愛らしさがこれでもかと詰め込まれており、しかもほぼフルボイス。毎日わっちわっち言われたい人は買って損はないかと。ホロとのやりとりも、原作を読んでいるとさらりと分かる良選択肢。「そうだよ、ホロならこの選択肢しかねぇよ!」とニヨニヨと盛り上がれること間違いないでしょう。
ゲームとしての難易度のヌルさはちょっとマイナスなものの、ヒロインであるホロとの楽しい旅を体験するソフト、と見れば満点に近いできなのではないでしょうか。思ったよりランダムな要素もあるほか、同じイベントでも高感度で全く反応がことなるなど、かゆいところに手が届く作りこみは、大作ぶってバグだらけな最近のゲームにも見習って欲しいところ。プレイ時間がちょっと短いところを除けば、丁寧な仕事と、原作へ愛情、プレイヤーがおそらく求めているものに対しての充足という大切なものを満たしている、完成度の高いゲームです。いやほんと、おすすめ。ホロかわいいよホロとなるし。原作もう一回読もうかな…。
<ぷち攻略>
ちょっとネタバレ気味な攻略かもしれませんが、クライシュタインで紅茶・コーヒーを仕入れて、タルリッヒで売却、その足でドルトンクでシナモンと羊皮紙を買い、隣のアイマベルクで羊皮紙だけ放出。一度ドルトンクに戻り(これはしなくてもOK)シナモンを満載にしてクライシュタインでシナモン卸し、再び紅茶とコーヒーを仕入れる。このルートを使えばおそらくホロの故郷探し資金はさっくりたまります。ただ、ある程度元手と商品知識がいるので、2周目からしか使えないかな・・?(このゲームは「強くてニューゲーム」があります)
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